Vert-X E MT
アブソリュートマルチターンの角度測定と回転カウンタ-非接触・ベアリングレス、メカニカルカップリングなし
Contelecの実績のあるベアリングレスマルチターンエンコーダVert-X 28MT、Vert-X 37MTとVert-X 46MTは、現在の回転角度と360°回転数の両方を常時測定します。これらは、ギアやバッテリーを使用せずに、センサーの電源がオフの状態でも回転を継続してカウントできる、最大16ビットの自律回転計測を実現します。回転数をカウントすることで、コンパクトなセンサーで大きな直線距離を回転運動として測定することができます。この特性により、例えば、Contelecのマルチターンエンコーダは長年にわたり医療技術分野で実績を上げています。
革新的な技術変化: メカニカルカップリングからExMagへ
ただし、これらのタイプの測定には、エンコーダ軸とアプリケーションの可動部分との間に機械的な結合が必要です。 カップリングは設計上複雑で、通常高価なカップリングを必要とし、長期使用による機械的な損傷を受けやすく、スペースも消費します。この課題に対し、Contelecの革新的なエンジニアリングチームは、新たな代替技術を開発しました。それが、軸や機械的結合を使わずに、ベアリングのない外部マグネットエンコーダ(ExMag)を使用する、機能的に同等のマルチターンエンコーダです。この方式により、例えばアルミニウムハウジングのような非磁性金属を介して、トランスミッシブな測定が可能になります。つまり、センサーがハウジングの片側に、マグネットエンコーダが反対側に配置されています。